各駅停車〜本日はあなたの駅へ停車します

ダイキ・太壱・シャケの三人で運営しています。雑記ブログです。

『…僕が王子ならどうだろう。』 「PLANET/SUPERCAR」を独自に曲解釈。

 

はじめに

 

こんにちわ。太壱です。

今回はSUPERCARの「PLANET」という曲の解説をしていきます。


あくまで、私個人の解釈になりますのでご理解の程宜しくお願いします。


2005年に解散したバンドで、多くの名曲を残しました。

2002年公開の映画「ピンポン」では主題歌を初めとして多くの楽曲が使用されました。

今回ご紹介する「PLANET」は3枚目のシングルで1998年にリリースされました。

解散ライブで披露された楽曲の一つでもあります。

 


ボーカルの中村弘二さんの公式YouTubeChannelにショートバージョンですがアップされていますので、合わせてご覧いただければと思います。


SUPERCAR『PLANET short ver.』

https://youtu.be/DzKi3BMCMAc

 

 

 

SUPERCAR「PLANET」歌詞


作詞:石渡淳治

作曲:中村弘二


僕らのせいだろう、そのはずだろう?

平気だって言うだろう、君も今は

仲間同士でもいいだろう?

…僕が王子ならどうだろう。


どうかしていたんだろう、君も僕も。

知りたくなんてなかったんだろう。

二人の仲はどうでも

会いたい

なんて言うのさ。


心の奥のかすれた声は

子供の頃に忘れたはずさ。


どうせだめだよ泣いてたって。

愛をなつかしむだけさ。

今さらだよ、そんな…。

今ならほら、言えた…。


青い森にはよく似合う

小さな僕のプライドだよ。

今にも別れそうだろう?

あの日と同じルールさ。


これから僕ら 大人になろう。

たまには後ろ ふりむきながら。


どうせだめだよ泣いてたって。

愛をなつかしむだけさ。

今さらだよ、そんな…。

今ならほら、言えた…。

 

SUPERCAR「PLANET」 の概要


実は私、SUPERCARの曲は数曲しか知りません。。。

その数曲のなかでも、この曲は特にお気に入りの曲です(今風にいうとエモい曲ですよね~)。


前回、Aqua Timezの「タイムマシン」という楽曲の曲解釈をしたのですが、少し長ったらしくなって読みにくくなってしまいました。

今回は重点的にまとめ、かつシンプルに進めていけたらなぁと思っています。

 


私の曲解釈は、ただの曲解釈ではありません。「太壱」という人間を示す場とも思っています。

文字列にも、人間味が滲み出るものです^^

 

 

SUPERCAR「PLANET」の曲解釈

 


さて、曲解釈を初めて行きましょう。


まず、歌詞は全体的に見ると意外とシンプルですね。

シンプル故に、読解が難しい。

突き詰めれば、聴く人分、もしくはそれ以上の物語が広がっていく楽曲とも言えるのではないでしょうか。


そしてメロディですが、間奏のストリングスが最高です。

メロディラインもストリングスも歌詞もエモいんです。(言ってることが薄っぺらくなってきましたね)


「PLANET=惑星」

惑星は歌詞中の「君」を示しているのではないかと推測しています。

 

歌詞は哀愁さを漂わせていますが、編曲自体は爽快さも感じさせます。このギャップが、主人公「僕」の心情とマッチングしているんですよね。

 

ここからは超、自己的解釈になります。(いつもそう)


一番のAメロ1とAメロ2は一区切りごとに連携しているのではないか!

と閃いてしまったのです。

 

“僕らのせいだろう、そのはずだろう? 

どうかしていたんだろう、君も僕も”


これだけ読み取ると詳しいことは分かりませんが、僕は「二人ともどうかしていたせいで、こうなったんだ」と諭しています。

 

 

“平気だって言うだろう、

君も今は知りたくなんてなかったんだろう。”


お互いに平気だって強がるだろう

僕も君も、お互いの「今」は知りたくなんてないんだ

 

 

“仲間同士でもいいだろう?

二人の仲はどうでも”


ここでの仲間は「友人」の意味合いが強いですかね。

二人の仲が前とは違ったとしても、いいだろう?

 

 

“…僕が王子ならどうだろう

会いたいなんて言うのさ”


ここの「だろう」の部分には「?」がついていません。僕の心の声ですね。

僕が王子なら、君だって会いたいと言うだろう

 

 

どうですか?

そのまま読むより、すっと入って来ませんかね?

(少し、自信ない。。。)

 


次は、Bメロです。


“心の奥のかすれた声は

子供の頃に忘れたはずさ。”

 

「心の奥のかすれた声」

これは、まさに直前の歌詞の言葉ですね。

子供の頃に忘れたということは、君と別れたのは子供の頃だったとここで初めてわかります。

 


そして

2番のAメロです。(サビは最後にまとめる!)

 

 

“青い森にはよく似合う

小さな僕のプライドだよ。

今にも別れそうだろう?

あの日と同じルールさ。”

 

青い森は、やはり青森のことでしょう。つまりは主人公の僕と君の故郷です。

故郷は「小さな僕」にはよく似合っている。

この「小さな」には①子供の頃と②自尊心のなさを表しています。

そんな僕は、プライドによって君と別れてしまったと自分自身を揶揄しています。


最後にサビです。

1番も2番も歌詞は同じです。

サビというのは、基本的に曲で伝えたいことをシンプルにまとめている部分かと思います。

 

“どうせだめだよ泣いてたって。

愛をなつかしむだけさ。

今さらだよ、そんな…。

今ならほら、言えた…。”

 

僕は、「ずっと泣いて、愛をなつかしんでいるままではダメだ」と、前を向き、新たな一歩を歩み始めます

後奏でも、爽やかなストリングスのメロディが流れこの曲が終わります

 

まとめ

子供の頃、「君」としっかりとさよならが出来ず

今日まで自問自答を繰り返してきた。

時間が経ち、惑星のように遠く儚いものになったと理解し、吹っ切れたように新しい一歩を主人公は踏み入れるのであります。

 

なんだかんだで、長くなってしまいましたね(;´д`)トホホ…

この曲を聴いたことのない方は是非聴いてみて下さい。

あなたなりのストーリーが生まれると思いますよ~。

何度も聴いてきた!という方は、私のブログを踏まえた上でまた聴いて見てください笑

 

それでは、この辺で✋

 

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