【プログラミングスクール卒業後の就活や幸せになるための仕事の選択を考えてみる】in the 北海道
どうもだいきです。
今回は就活の結果とプログラミングスクール卒業後の就活や幸せになるための仕事の選択を考えてみるという日記みたいな記事。
就活の結果ですが、
選考を受けた会社 28社
不採用 21社
面接した会社 9社
内定 2社
(道内エンジニア案件なし or アルバイトスタート)
※結果待ち5社(そのうち1社は客先次第)
結果出てるだけで75%の確率で不採用。
結果待ちも不採用と仮定した場合93%の確率で不採用。
と言った結果でした。
現実は残酷だなーなんて言いたいところですが、悲しんでられるほどの状況でもありません。
新卒で就活した時は1社目で内定が出て、まともに就活経験がなかった私、
「みんな沢山受けてきたんだね〜大変だったしょ」
と人事のような言葉をかけた事もありましたが、
今回そんな私がきっと新卒や第二新卒の自分の周りの人より選考を受けているに違いない。僕の前で
「就活大変だったんだよ〜」
なーんて言葉を吐いてきた友達がいたら、
即座にマウントを取り
「君は何社受けたんだい?(にやにや)」
とマウントゴリラの如く、マウンティング倍返しをできる(きっともっと苦労してる人もいる)くらいの経験は積めたと思っている(冗談)
一応キャリアカウンセリングの資格も持っている僕も全く資格を活用できない業界に行くと全く相手にされない。技術職というのは伸びしろとかそういう将来成長が見込める価値みたいな価値観を持ってみてもらえないのだろう。今何ができるかが全て。
僕がよく向いてるとか長けてると言われるのはコミュニケーション能力で、
確かにエンジニアもコミュニケーション能力は大事だが、
未経験でコミュニケーション力のあるエンジニア志望と、実務経験3年コミュニケーション力並以下くらいのエンジニアなら、後者が選ばれるのは至極当然な話だと思う。
人材会社も登録していて営業さんに話を聞いたりもしますが、未経験の下駄はもはや希少なのかもしれない。
実務経験がないとまずその時点で払い除けられる事が多いと言うのは業界の常識と捉えてもいいのかもしれない。
私が就活経験で学んだことは
・未経験のプログラマーやエンジニアは新卒以外は結構厳しい。
・意欲や志望動機は採用にはほとんど影響がなく、会社が用意している空白のピースにハマる人材かどうかが合否を決めている。
最重要なのは実務経験で、未経験も考慮に入れるとしたらポートフォリオの質。
と言う点が一番印象に残っている。
「真面目に志望動機書く必要ないじゃんラッキー」って思われる方もいるかもだが、かと言って志望動機が引き算の要素になってしまったらおしまいだ。熱意はしっかり伝える必要はある。
なので志望動機は数分で考えハロワで添削を受け提出する。
ただ、zoom面接は本当にありがたい。
コロナのせいで多大なストレスは受けているかもしれないが、93%の確率で落ちている僕だ。もし面接をしたところ全て足を運んでいたとしたらもっとダメージがデカかったかもしれない。zoomのおかげでコストは時間とスーツに着替えるのみ。
無駄に交通費をかけて落とされて、
「交通費返せや〜!!」
と心の中で嘆く事もzoomであればない。
コロナ禍でも現地で面接をしたがる企業も中にはいるので、断れるはずがないしマスクをつけながら受けることもある。
採用をいただいた会社で何が良かったのかなと個人的に分析をすると、一つは自分がポートフォリオで使った技術を割とメインに使う会社で、応募者の中ではその言語でできる事が多かった。
もう一社は内定を出したとしても、案件に取り組むまで給料は出さないので、
採用しても案件について辞めなさそうな人であればOKもらえるのでは?
と言う結果だった。
結論、足りないピースを埋められる(埋められる可能性が高い)技術や企業側のニーズを持っている人が強いいう考えればあたりまえな結果に行き着く。
これから未経験でエンジニアやプログラマーを目指す人がいて、
こんな耳の痛い言葉の羅列を見てくださった人がいたとしたら、
そんな人に届けたいのは、
これが近道かもっていう提案です。
数うちゃ当たる理論でいきましょう!
存在を知られている無能と存在を知られていない才能の塊はどちらが活躍の場をあたえられるかというと前者です。
働き始めてなぜそこまでアホみたいに実務経験ばかり重視するんだろう採用はと思っていた、未経験で就活苦労話がある人には腹立たしい価値観ですが、その理由に少し合致がいくこともわかりました。
いざ●やってーって言う時に、実務経験がないと調べながら取り組むので時間が倍かかったり、できない!といった具合になることが実際に発生し、育つまでは周りの足を引っ張る可能性があり、企業としては人材の育成費用やプロジェクトの時間に余裕があるかどうかが未経験採用の鍵になるということ。
プログラミングスクールにはいって未経験からエンジニアというのは決して簡単な話ではありません。無駄に高いお金を払ってブルーオーシャンを夢見るよりも自分が好きなことでどうやって生きていくか考えて生きていくのがいいのではないかなーと思ったりします。
未経験志望のエンジニアはこれからも増えていくと思います。
しかし、IT業界に人手が足りないのは事実ですが、
経験があって即戦力になるエンジニアが求められていて、
未経験者が増えていくことは過供給になってしまってさらに未経験エンジニアの就職難易度をあがるのでは?と思ったりもします。
仮にポストが増えたとしても単価が下がっていってしまうことにもつながって、短期間で高給取りの道をいけるというのは難しくなっていって、
結局医師などの時代がかわっても生き残れて就職難易度の高い仕事が価値をしばらく持ち続けるんだろうなと漠然と考えたりもします。
Web業界もテレワーク化が進んだりしましたが、地方になるといまだにFAXつかっているような会社もあって営業も実際現地にいって営業しにいくなんてのはまだまだ当たり前ですし、
プロジェクトの設計に関わる上流の方も関与するエンジニアであればプロジェクトが発足する東京に半年くらい出張なんてのも当たり前にある業界です。
スクールの広告とかでよく見るすぐテレワーク可能!みたいなのは現実問題ポストはそう多くないです。
卒業したと言うのがアドバンテージにはなり得ないので、
なにをやってきたか
何ができるか
どんな経験があるか
どうなりたいか
過程が楽しくない仕事は苦痛です。
終身雇用が当たり前ではなくなり漠然とした不安が渦巻くと思いますが、
結果を手に入れるために楽しくない仕事をして人生に霧をかけるよりは、
やりたい仕事、楽しいと思える仕事をして、それがもう続けられなそうになった時に改めて考えればいいんじゃないかなと思ったりします。
もし、プログラミングが好きならエンジニアを目指すべきですが、
スクールの時間じゃない時にプログラムを書いていたり、
息をする様にプログラムを趣味的に書いていたりする人が最終的にエンジニアになって得をする人です。
結果を手にするためにエンジニアを目指して幸せになれるかは難しいと思うなーと元エンジニアの友人をみたりもして思うので、興味がある人は今一度考えて欲しいなーと思います。
僕も一生プログラムを書いて生きていくつもりはないです。
作りたいものをパッと作れる経験とスキルを積み上げて、
それは誰にも奪われることのない資産として生きるので、そこから生かしながらより自由に生きていく方法を考えます。
いまは奨学金と言う名の多大な借金があったり生活に必要なお金をやりくりするためにお金が必要なのでまずはそこをなんとかします。
実務経験までパッケージ化されたプログラミングスクールがあれば、
競合他社山ほどいる中でも強いだろなーと、実情を見て思いました。
ではまた。