【エンジニア転職を考える人へ】どこにも忖度しないで書きます。未経験エンジニア転職はかなり難しい。受講してよかった点も・・・
※これはあくまで地方での話で関東や関西などでは訳が違うかもです。
※そしてこれから書くことは、あくまでも私の意見や経験でありサンプル数は1です。皆が同じ思いをするとは思いませんし、もっと厳しい経験をさfれている方もいると思います。
様々なプログラミングスクールがあって、大手だとテックキャンプやテックアカデミー等は転職保証を付けていたりしますが、注意して欲しいのが、どこも案件が多い
東京に限る
アフィリエイトでお勧めしている人が多く、過剰な期待を込めてしまいがち
という点です。
この記事で伝えたい事は、
・未経験でエンジニア転職は結構厳しい
・本当にプログラムが好きじゃないと挫折する
・体験談とこれから受講する人へ
この3点だけです。
私の様に
ここで勉強すれば夢のフリーランス生活に!となどと、期待を込めに込めて込めまくってしまう人は他にもいらっしゃると思います。
「スクールには転職保証があるじゃないか」
とおっしゃる方もいると思います。
東京や関東在中の人は良いかもしれませんが、私みたいな北海道在中で北海道内勤務希望の人にとって、転職保証は何の価値もない保証です。
「だったら東京行けば良いじゃないか」なんて言う方もいると思いますが、家庭の事情だったりで地方を出れない人もいます。
国が「エンジニアが何万人も不足する!」と言ってたり、
各プログラミングスクールの広告で
「引く手数多」
だと、ブルーオシャンを謳った広告を叩き出しています。
エンジニアが不足しているは事実ですが、
コロナという追い風もあり、公務員であっても
「リモートワーク」や「私服勤務」「フリーランスになれる」等の甘い言葉に引き寄せられて受講する人が増えている印象が、Twitter等見ているとあります。
YouTubeを見るとWebデザインの広告が沢山出るようになったり(ターゲット広告なのでそりゃそうかもですが)目に留める人が増えているのは確かな事だと思います。
確かに、スクールに通うことで、プログラミングの基礎知識を付けることは可能
です。
私自身受講後も自身で学習を続けていますが、基礎力がついてる実感は確かにあるのでその点は受講して良かったと思っております。
私もプログラミングスクールに通う動機は自由な働き方をしたかったからという決して美しくはない理由で、
その時点では、
「プログラミングはちょっと楽しいかも笑」
くらいしか思っていませんでした。
なので受講期間中に難しい課題にぶち当たって、質問を投げたりもしますが、講師も答えに繋がることは教えられないのですし、「カリキュラムのここみて」とかばっかりでそれ言うことだったら「俺でもできるわ!」とムカッとしたこともありますが、
やはり相手も人間なので、質問の仕方によって返ってくる回答が違います。
途中から上手にヒントを聞き出そうと試行錯誤してからは、それ以前よりは、上手くサービスを活用して進めることができました。(それでも分からない時は何日もパソコンと睨めっこです)
私は少しでもアドバンテージを付けたくて2コース受講しました。
そのうち最初のWebアプリケーションコースのメンターさんが感じのいい40代後半くらいの男性で教え方も優しくて、
最初は本当に小学生にセンター試験の問題解かせられてるくらいワケワカメな状態で色々詰め込んで行くのでこのメンターさんじゃなかったらキツかったかもなーって思ったり。
ネットでも書かれている通り、メンターは当たり外れが激しいです。
2コース目のメンターさんはカリキュラムの内容を教えてもらって役に立ったことはほぼなくて、キャリアが参考になったくらい。
まあそれなりに評価されるサイトの基盤が出来上がったのでまあ良しとしておこうと。
そんな過程を踏んでいざ就活。
就活しながらもオリジナルのサイトを何度もアップデートする。
デザインを変えたり、アニメーションを付けたり、新しいページを作ってタブを追加したり、またまた全く別のサイトを作り上げてみたりVueを勉強して簡単なアプリケーションを作ってみたりと色々やりながら何社も受けて、
書類落ち
書類落ち
書類落ち
書類落ち
書類落ち
書類落ち
書類落ち
書類落ち
書類通った!面接だ!頑張ろ!
↓
落ちる
書類落ち
書類落ち
と、応募だけで28社、
面接は8社受けてきた。ほぼ毎日、いつになったら働けるのかと財布とも睨めっこしながら、主にパソコンで求人サイトを何社も見ていた。
結果、2社程内定をいただき、一社は客先に行ってみて反応次第みたいな状況。
結果待ち4社程度。
面接がマンションの一室で「最初の半年は12時間くらい働いたほうがいいよ」みたいな結構やばいこと喋ってる社長もいたり、この転職期間中に色んな経験をしました。
「内定貰ってるやん!」と突っ込みたくなるかもですが、
一社は契約でSESの会社で採用。しかし道内にエンジニア案件なし、
もう一社はアルバイトスタートならとのこと。
客先行ってみてのところは、面接時に何点か矛盾している点があって信用に欠けるなーという印象。
所詮は技術職、履歴書に何を書いてようがポートフォリオが優秀かつ、実務経験(ここめちゃくちゃ重要視される)がある人しか期待したポジションは用意されないのかもしれない。
めちゃくちゃ手応えのあった面接も落とされる。
おそらくどこも応募が殺到していると思うが、実務経験のある人かめちゃめちゃ優秀やポートフォリオを何個も作り上げた人が条件付きで採用。みたいな結果を面接時に聞いたりもする。
未経験エンジニア転職は難しいどころか困難
と言っても過言ではないかもしれない。
理由は転職活動を通して分かったが、
何個言語を扱えたとしても実務経験無しは全然相手にして貰えない。
そして、コロナのせいで仕事を失った人とかも多いので、
あまり影響を受けにくい業界に目をつけて、未経験でエンジニアやプログラマーに応募する人があまりにも多すぎる(採用に聞けば分かるが2人募集のところに120人とかきたりする)。
現実がいかに厳しいか思い知り、別の仕事にしようか考えた時期も何度もありますし、恥ずかしながら、落ち込んだ事も何度もありました。
かと言ってコロナのせいで友達と遊んだり飲みに行ったりして発散する事もなかなかできないので、
私は猫と遊んだり散歩したり筋トレしたりして、自分の感情をコントロールして前向きに過ごす努力も続けてきました。
しかし現実は甘くない。頑張ったら報われるなんてのは嘘。
努力が報われるのは、どうすれば目的を達成できるか考え行動した結果であって、頑張れば努力すれば報われると言うのは少し違うと思っている。
たまにうまくいかなすぎると私も
「頑張ってるのになんで」
って思ったりしますが、その度に自分を戒めています。
厳しい世の中で厳しい現実を突きつけられるけど、僕はまだ生きている。
借金を背負っても期待したポジションがどこも空いていないとしても、生きている限りまた立ち上がれば巻き返せる。
文句や泣き言はいくらでも言えるし嘆こうと思えば嘆けるけど、
そんなことしたって同情されたとて、この状況を抜け出せる訳ではないです。
今できる事を考え一生懸命やる。
状況を変えられるとしたらそれしかない。
僕はこれからも挑戦し続けます。
今まで頑張ってきた事を笑い話にできる日がいつかやってくる事を信じて。
長々と文章を書いてきました。
人は信じたいことを信じ、それを確固とする情報ばかりを集める傾向があります。
これから受けたいと思っている人には届かないかもしれないですが、
一意見として判断基準の一つに加えてくれたら嬉しいです。
転職保証は地域が限られすぎている(IT業界の特性上、地方で始まる開発はかなり少ない)ため、引っ越せる人意外無意味な点と、
プログラミングを学んだから、テックの卒業生だから有利というのは決して採用側は意識していないと思います。
プログラミングスクールは効率よく勉強を進めるために利用するサービス
くらいに考えておくと後悔しなくて済むと思います。
テックアカデミーはキャリアカウンセラーに履歴書の内容について添削をうけることができますが(卒業後も無料で)、
レスが遅い(24時間以上とかも平気である)ので、正直使えないです。
どうしても添削が欲しいときはハローワークにいくのが手っ取り早いです。
それと根性論ではないですが、モチベーションが高くないと最後まで進めるのはきついです。
ものすごく高いモチベーションを持っている人はとほほでも十分知識は集まりますし、Qiitaとかでもたくさんサンプルコードが乗っていたりするので、それを卒業前に知っていたらなーなんて思うこともありますが、
基礎が身につくまでが難しいから多くの人が挫折する
行き詰まった時に打開するまで向き合い続ける力
これはスクールに高いお金を払わなかったら僕は挫折していた可能性も考えられるので、予想していた卒業後とは景色がだいぶ違いますが、後悔はしてないです。
いつやめてもいいとおもってプレッシャーをかけずにやっていますが、私は、今それなりにプログラムを書くことを楽しんでいます。
この努力した経験が点になって、いつか自分の未来に繋がると信じて(スティーブ・ジョブズに影響されている感を隠しきれないコメント)