各駅停車〜本日はあなたの駅へ停車します

ダイキ・太壱・シャケの三人で運営しています。雑記ブログです。

「僕とあなた、そしてもう1人」3人の物語を綴った長編作品。本当に送りたかった「もう1人」への手紙。

こんにちわ。太壱です。

今回は

SHE'S/Letter

を独自に解説していきます。

 

この楽曲は、どうぶつの森のCMで流れていたことをきっかけに知りました。

同時に、SHE'Sというバンドにも出会いました。

バンドサウンドとボーカルの井上さんの声がとてもがっちりとはまっている印象です。

 

早速、楽曲を解説していきます。

あくまで、個人の解釈になりますので、ご理解いただけると幸いです。

 

出会いと別れ、新たな一歩を3曲にまとめた長編作品。

彼女と僕の出会いからそれぞれの新たな一歩をPVとともにリンクされている3曲のうちの1曲が「Letter」になります。

この作品はPVと照らし合わせて、ご試聴頂きたいです。

Masquerade (出会い)
Letter(別れ)
your song(それぞれの一歩)

 

このストーリー性については、他のサイトでも紹介されていますので、そちらも参照すると自分自身の解釈にも幅が広がるかもしれません。

 

ちなみに、「Letter」はPVの他に下記のバージョンもYouTubeにて公開されていますので、そちらもぜひご覧下さい。

Letter LIVEver
Letter Acousticver

 

SHE’S「Letter」歌詞

作詞:井上竜馬

作曲:井上竜馬

 

おかえり もう1人の僕

上手くやれたかい

うん、それなりに

想いは手離したし

我慢するのだって慣れてきた

 
これでいいはずはない

けど波風はもう立てたくない

汚れた鏡に問いかけて

孤独に蓋を掛ける

 
大人になっていくことが

僕を狂わせてるんじゃないかって

思ったりもしたけど


僕らは大切な人から順番に

傷つけてしまっては

後悔を重ねていく

それでも愛したり

愛されたいと願っている

あなたを守れるほどの

優しさを探している

 
どうかその手でもう

自分を責めて 潰さないで

摘みとった花びらは

ただ枯れて風に吹かれていく

 
大人になっていくことが

君を惑わせてるんじゃないかって

思ったりもしたけど

 
僕らは信じたい人から順番に

疑ってしまっては

自分を嫌っていく

それでも触れたくて

心の奥へ歩み寄る

あなたを覆い隠すほどの

切なさを知りたくて

 
僕らは大切な人から順番に

傷つけてしまっては

後悔を重ねていく

それでも立ち籠める

霧の道を進んでいく

あなたを照らせるほどの

優しさを探している


探している 知りたくて

探している

 

SHE’S「Letter」曲解釈

おかえり もう1人の僕 「上手くやれたかい」 「うん、それなりに」

汚れた鏡に問いかけて 孤独に蓋を掛ける

早速、ブログのタイトルにもしましたが、もう一人の僕が登場します。

「もう一人の僕」との会話が繰り広げられています。

当たり障りのないように彼女と向き合うことで、我慢をしている様子が伺えます。

「汚れた鏡」=「無理をしている自分」を表しています。

「孤独に蓋を掛ける」という表現も独特だなという印象です。

この時は、まだ孤独に蓋をして、彼女と一緒にいるという選択をしています。

 

大人になっていくこと

僕を狂わせてるんじゃないかって 思ったりもしたけど

色々な葛藤もあったようですが、大人になった自分を肯定していく前向きさも垣間見えます。

 

僕らは大切な人から順番に 傷つけてしまっては

後悔を重ねていく

それでも愛したり 愛されたいと願っている

あなたを守れるほどの 優しさを探している

そして、サビで大人になっていく過程での自分の想いが綴られています。

一番のAメロで「想いは手離したし」とありましたが、「あなたを守れる優しさ」を持ち合わせていない今の自分がいることがわかります。

「大切なはずなのに、一緒にいることが最善ではない」

もどかしさや葛藤に彷徨うこの心情は、どこか共感を覚える部分でもあります。

 

どうかその手でもう 自分を責めて 潰さないで

そして、2番です。

ここからは、別れた後の自身の心境が描かれています。

大切を自ら失ったことを責める自分を「もう1人」の自分がこう問いかけます。

「摘みとった花びらは ただ枯れて風に吹かれていく」

 

大人になっていくことが

君を惑わせてるんじゃないかって 思ったりもしたけど

君を困らせ続けていたのは、大人になっていく自分のせいだったと思ったりもしていた。

1番Bメロでもあったように、大人になることへの葛藤が根強く蔓延っていたようです。

経験を重ねるともちろん人は学習をします。

ただ、その最適化は時に人と対峙する上で思い悩むこともあります。

 

僕らは信じたい人から順番に 疑ってしまっては 自分を嫌っていく

それでも触れたくて 心の奥へ歩み寄る

あなたを覆い隠すほどの 切なさを知りたくて

この曲はただの彼女への未練なんかじゃないことが、2番の歌詞で顕著に現れていると思います。

この楽曲「Letter」を差し出す相手は、他ならぬ自分自身だと解釈できます。

あなたを忘れる程の切なさを知りたくて、嫌ってく自分自身の心の奥へ侵入します。

 

僕らは大切な人から順番に 傷つけてしまっては

後悔を重ねていく

それでも立ち籠める 霧の道を進んでいく

あなたを照らせるほどの 優しさを探している

そして、ラスサビです。

印象的なのは、一番二番のサビに比べ、芯のある歌い方をしているところです。

一つの決意とともに、新たなる一歩を踏み出そうとしています。

心の奥へ侵入していき(立ち籠める霧の道を進んでいく)、彼女を守る優しさではなく、照らせる一人になりたいと、本当の優しさ探していると締め括られます。

 

優しさとは。

優しさとは、「そばで守る強さだけではなく、太陽もしくは月のように遠くから見守る(照らす)強さでもある。」

このような解釈をしました。

本当に葛藤していたのは彼女に対してではなく、もう1人の自分。

人ゆえに描ける、そして共感できる楽曲です。

 

あなたにとっての、「優しさ」と「強さ」とは何ですか?

 

ではでは、また✋

 

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